No More Cloudy Days

<音楽の話>

いつものとおり

海沿いを走っていた。

 

潜在意識活性化と

からだ作りのために。

 

 

海沿いはバス通りでもある。

 

 

バス停が見えてきた。 

 

何人もの人が

バスを待っている。

 

陽を反射させて

海がまばゆくキラキラと輝いていた。

 

彼らのすぐ後ろに

その海は広がっていた。

 

 

誰ひとりとして

海を眺めている者はいない。

  

 

みんなスマホをいじってる。

 

 

すごく真剣そうに・・・。

 

 

 

世界はいまこの瞬間も回っている。

 

 

バスを待っている間も

 

 

海が輝いているいまも。

 

 

 

 

息を弾ませながら

僕は彼らの横を走り抜けていく。

 

 

Eaglesの"No More Cloudy Days"

を聴きながら。

 

 

 

I believe in second chances

  

I believe in angels, too

 

I believe in new romances

 

Baby, I believe in you

 

 

 

好きな歌詞。

 

 

 

僕はセカンドチャンスが人生にあることを信じている。

 

天使がいるとも思ってる。

 

僕は新しいロマンスも信じているし

 

ベイビー、なによりも君を信じているよ。

 

 

 

I know a place where we can go

 

Where true love always stays

 

There's no more stormy nights

 

No more cloudy days

 

 

 

僕らにふさわしい場所を知ってるよ。

 

真実の愛をいつも感じられる場所を。

 

そこなら嵐の夜を過ごさなくてもいい。

 

No more cloudy days

 

もう曇りの日さえないんだ。

 

 

 

 

よく見ると

バス待ちの中にふたりだけ

スマホをいじっていない人がいた。

 

 

ぼくは通り過ぎざまに

そのふたりを見た。

 

 

それぞれ離れて立っている。

 

ふたりとも知り合いではなさそうだ。

 

それぞれ目を閉じて立っていた。

 

 

なんだか少し辛そうに見えた。

  

もう余計なものを

目に入れたくない

 

 

そんな感じだった。

 

 

 

場違いな世の中に生きていて

居心地が悪そうだった。

 

 

 

彼らのバス停が

背中から遠ざかっていく。

 

ぼくの吐く息が

かすかに音楽の外に聴こえる。

  

 

ふと、

自分のことを感じた。

 

 

 

ぼくも

この世界に居心地の悪さを感じている。

 

 

 

もうこれ以上余計なものなど見たくない

と、目を閉じたくなるときがある。

 

 

もうバッドニュースなんて

耳にしたくないと。

 

 

全部投げ出してしまいたい。

 

 

 

そう思ってしまうときがある。

 

  

でも、

 

たとえそうしたところで

ぼくは幸せになれないことを知っている。

 

 

 

自分の居場所を見つけなくちゃ。

 

 

 

ぼくにふさわしい場所を。

 

 

 

真実の愛を

いつも感じていられる場所。 

 

 

 

 

さっきの人たちは後ろに

きらめく海が広がっていることを

知っていただろうか?

 

 

嵐が去るのをじっと耐えるように

固く目を閉ざす必要のないことを

知っているだろうか?

 

 

海のきらめきに

目を閉じる必要はない。

 

眩しさに

すこし目を細めるだけでいい。

 

 

ぼくはその輝きを

自分の網膜に焼き付ける心地よさを知っている。

 

 

 

きらめきを勇気に変えて

自分の居場所を探していこう。

 


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コメント: 1
  • #1

    うすい (水曜日, 26 4月 2017 12:59)

    とてもすてきなブログですね